カジノロワイヤルの手帖

banの映画感想&小説漫画音楽路上日常雑感。

今週のジャンボーグA

というわけで地味に見続けているジャンボーグAですが、この番組の主人公はよくある地球防衛軍とかMATとかの特殊組織の隊員ではなく、細々とやっている航空会社のたった一人しかいない社員として日々社長にコキ使われているという苦労人。それが愛用のセスナで飛んでいたところをエメラルド星人というウルトラマンのイトコみたいな宇宙人にキャッチされ「これで地球を守るのだ」と唐突な発言をかまされたうえにセスナを巨大ロボット「ジャンボーグA」に変身できるよう勝手に改造されます。かくて主人公はいち民間人としてアリのように働きながら有事の際は怪獣を倒しに出撃するという大変な立場におかれます。民間人ですから怪獣攻撃組織のPATからは「邪魔すんな!」と罵られ、怪獣が出たので愛機ジャンセスナで出撃しようとしたらば事情を知らない社長に「仕事せんか!このバカ社員が!」と罵られるので気の毒度は特盛り状態です。
そういう基本シチュエーションの上に、サブタイトルが『絶望!売られたジャンセスナ』という香ばしさだったりするのでつい見てしまうという訳です。この回は金に目がくらんだ社長がジャンセスナを問答無用で売り飛ばしてしまい、それを主人公が買い戻すべく食事抜きでバイトして金を貯めるというすごい話でしたよ。