カジノロワイヤルの手帖

banの映画感想&小説漫画音楽路上日常雑感。

バカプラモ展示場

あまりにも面白かったのでメモメモ。


バカプラモ展示場
http://www.geocities.co.jp/Playtown/4937/models/models.htm

「私たちの心を捉えて離さない魅惑のバカプラモ・・・」
というわけで、私の持っているバカプラモを紹介。
「箱絵がやたらと熱い」
「何だかよく判らないコンセプト」
「メーカーは笑わせるつもりなんか無いのになぜか笑える」
「あまりにも無節操なパクリ、子供だまし」
などを私の独断と偏見と主観のみにより紹介してみたりします。


というわけで「太陽系戦隊ガルダン」とかのガンプラまがい商品や、寿司、土俵入り、ホタル、ラムネの屋台、鹿のフンといった、企画会議でいったいどういうミラクルを起こせばこれのプラモ化が実現するのか、という珍品の数々がずらりと展示されております。豊富な図版と鋭いツッコミがナイス。オススメです。腹いてー。
「機動戦士ガンガル」などのあからさまなパチモン商品ですが、はっきり言って子供はこれに騙されるほどバカではありません。むしろその辺のアンテナが一番敏感なのが子供であって、こんなパチモンを持っていようものなら七代先までバカにされそうな雰囲気が当時はありました。
こんなどう考えても売れないパチモンがなんで商品として成立してしまうのか…謎でしたが、もしかするとこのパチモンの最大のターゲットは、ガンダムガンガルの違いが良く判らない駄菓子屋のジジババであり、「今度のクリスマスはガンプラ買ってよ!」と子供にせがまれたはいいがザクとかグフとか何のことやら、という父母だったのではないでしょうか。
駄菓子屋のジジババは不良在庫を大量に抱え、似たようなもんだろうとガンガルを買ったパパは「こんなのニセモノだよー!」と子供に泣かれて立場無し。と考えると商品としてはかなり悪質です。まあ今でこそネタになりますが、泣いた人は多かったんだろうなあ…。