カジノロワイヤルの手帖

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「ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門」カレン・キングストン

ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫)
普段は読まないこの手の本。何でここにあるかと言えばくおくおのよっしー氏のオススメによるもの。風水というわりとスピリチュアルな角度から、家にガラクタを溜め込む事がいかに無益か、ひいては有害かを説くこの本。スピリチュアルといっても書いてある事は実に明快かつ真っ当で、例えば見出しを眺めるだけでも「ああ〜」と思い当たるフシがありすぎてイタタタタ。

「『ガラクタ』の与える影響」〜無気力になる/過去の呪縛を溜め込むこと/混乱のもとになる/何事も延期しがちになる/不調和がおきる/自分を恥じるようになる/気分が鬱になる/余分な掃除を強いられる/大切な事に頭がいかなくなる…」

…すいません。すいません。そのくらいにしといてください。イタタタタ。とワビのひとつも入れたくなるスキの無さで迫ってきます。やはりアメリカ人は物事をストレートに言い過ぎてていかん。が、書いてることは真っ当でしていちいち「ホントすいません」と虚空に謝りたくなる説得力。オイラは本も好きだし、音楽も好きだし、映画も好きだし、ゲームもマンガも好きだし、クローゼットにはロクに来た事のない服が詰まってるし、CDで買い直したテープも捨てられないし、もうどうしたらいいのだ!と思いますが、この本はそんなオイラにも多少の示唆にはなったと思います。とりあえず、着なくなった古い服は捨てよう。サイズの合わない靴は売ろう。古い書類や領収書も捨てよう。

といいつつも、本とCDとDVDとテープ類とゲームはどうしても処分する踏ん切りがつきません。弱ったのう。