カジノロワイヤルの手帖

banの映画感想&小説漫画音楽路上日常雑感。

ラッシュアワー3

1作目から10年。もうそんなに経つのか。道理でみなさまお年を召されてるはずであります。映画は安定して面白いですよ。深く考えずにひたすらジャッキーのアクションとクリス・タッカーのしゃべくりを堪能されればよろしいかと。おなじみのNG集も最後にあるでよ。フランス人の刑事がどっかでみたことある顔だとおもったらロマン・ポランスキーでした。わはは、あんたアメリカに帰れば即タイホの身なのにこんなことしててええのかと。まあそれとしてポランスキー監督もいい加減ジイサマになられてました。当たり前か。


ところでちょっと腑に落ちないのが、準主役のポジションで真田広之工藤夕貴が出ているのに日本のマスコミではほとんどそれが話題になっていないこと。フツーに考えれば、ハリウッドの人気シリーズ、それもジャッキー・チェンの主演作に日本のアクション俳優がドンと出て渡り合っているということでもっと話題になっていいのに、とも思うんですがどうか。宣伝媒体への露出もなにか不都合があったかのごとく最低限に抑えられてますし。『ラスト・サムライ』以降、向こうの映画に日本人が出てくるのは大騒ぎすることのほどでも無くなったのか、それとも何か別の意図が働いてこうなっているのか、なんとなく後者のような気がしますが詳しい所は判りません。でもちょっと不自然な感じは否めませんよ。