カジノロワイヤルの手帖

banの映画感想&小説漫画音楽路上日常雑感。

棄本日記2008/4/13

引っ越しの日取りが(ほぼ)決まったのでいろいろ不要物の整理にかかりましたよ。例によって蔵書も吐き出しにかかっております。今回の放出リスト。


HTMLタグリファレンス (ナツメ社ハンディ・リファレンス)

HTMLタグリファレンス (ナツメ社ハンディ・リファレンス)

むかーし「カジノロワイヤル」という個人サイトを初めて立ち上げたときに、HTMLの参考書として使っていたのがこれ。ホームページビルダーの類いはソースがとっ散らかるので嫌いだったため、テキストエディタでちまちまタグを打ってクリーンなHTML制作を心がけていたのも今は昔。でもタグの知識は身に付いたのでよい勉強にはなったかと。今はブログのおかげでタグを打つ必要もほとんどなく、タグのリファレンスもWEB上に便利なのがあるので、あえて書籍として持っておく必要が無くなったため放出。


偽書百撰 (文春文庫)

偽書百撰 (文春文庫)

明治・大正・昭和のキテレツかつトンチキな本を集めた、戦前版トンデモ本の世界…かと思って買ったら実は紹介されている本は全部フェイク、架空の書でした、というオチ。脱力のあまり放出。


いちど尾行をしてみたかった (講談社文庫)

いちど尾行をしてみたかった (講談社文庫)

何の目的もなく、ただ尾行するためだけに街で見かけた人を尾行し、その一部始終を記録した書。というと考現学的に実に面白そうなテーマなのですが、上からモノ見てますよ、ふふ。的な作者の姿勢がどうにもイヤミでちっとも面白くない。「ロリロリ少女を尾けてみる」「金髪チョベリグ女を尾けてみる」といった章題も今となっては非常に取り返しのつかない感に溢れていていたたまれなさがスパーク。よって放出。


最終回にほえろ!名作編 (ちくま文庫)

最終回にほえろ!名作編 (ちくま文庫)

昭和の特撮、アニメ、時代劇、刑事ドラマなどの最終回を紹介する本。しかし紹介されてるドラマを見ていないとネタバレ本以外の何ものでもない事に買ってから気付いて後悔。ゆえに放出。


3時間でわかるいちばんやさしい麻雀点数計算

3時間でわかるいちばんやさしい麻雀点数計算

3時間で判らなかった自分に絶望して放出。


タヒチ―クック諸島〈1999~2000版〉 (地球の歩き方)

タヒチ―クック諸島〈1999~2000版〉 (地球の歩き方)

かつてタヒチイースター島を旅した時に携えていた本。今となっては不要となってしまい放出。ちなみにイースター島在住の日本人ガイドさんは、この本のイースター島についてのある記述が実情と全然違う!と非常に憤慨されておられ、本書のことも「地球の迷い方」と淡々とした口調で罵倒しておられたのが今も妙に記憶に残ってます。


攻略本。以上。さすがに時代は鉄拳6なのでこれはもう…という訳で放出。


むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)

むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)

一応面白く読んだのですが、ミステリとして突出したところが無く、所有しておきたい欲が全く湧かないので放出。


ぼのぼの 1 (バンブー・コミックス)

ぼのぼの 1 (バンブー・コミックス)

持っている巻を全部放出。高校の頃から11巻まで買い集めていたんですが、いまだに続いているのかこれ。いま現在どういう話になっているのか全く見当もつきません。内容は文句なしに面白いんですが、この本に対しては不思議なほどに「気が済んだ」感が強く、所有欲が枯れ切ってしまっているがため放出。完結したら多分愛蔵版か何かが出ると思うのでその時にまとめて買って続きを読んだれ、と今から勝手に考え中。


今回はこんな感じですが、全体的に浪漫堂さん向けじゃないなあ…っていうか浪漫堂さんから買った本も混じってる。なんだか申し訳ないので近所の大手古書店に行ってきます。