カジノロワイヤルの手帖

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プロ野球観戦

詳しい事情は省きますが、妻がセパ交流戦、日ハムVS広島のチケットを半値で斡旋してもらえる権利をゲッツしてきたので、昨日仕事を早々に切り上げて札幌ドームに行って参りました。普段はプロ野球は観ませんし、興味もあまり無いのですが、札幌ドームという巨大なビヤホールプロ野球の生試合を観戦し日ハムを応援しながらビールでも飲むか、くらいの気持ちで行ってきまして、そして堪能して帰ってきました。


過去、プロ野球の試合を観戦した事は二回ほどあるのですが、いずれも応援してた方のチームが負け、以来自分が生で観戦すると応援しているチームが負ける、という悲しみのジンクスが出来上がりかけており、途中広島がワンアウト満塁の状態で一点リード、という局面になったときにこのジンクスがフッと脳裏を掠めて不安が胸中をよぎりましたが日ハムはそのピンチを見事乗り切り、その後広島をボコボコに打ち負かして7-2で快勝、と相成ったのでホッと胸をなで下ろした次第です。24年前に甲子園球場で巨人VS阪神戦を観た時は阪神が負け、帰りの電車のコンコースがお通夜のような状態になっており、一部の荒くれなファンの方がやり場の無い怒りを理不尽な方向にぶつけ合うなど、人心がたいそう荒んだ状態になっていたのでそのような場面に出くわすのは堪忍堪忍。と思っていましたがそのような事も無く、至って牧歌的な感じでよろしゅうございました。


当たり前ですがテレビの観戦と実際の球場での観戦は全く別ものですね。如何にテレビが視聴者を飽きさせないために演出を入れているかが判りますし、逆に球場は球場でインターバルタイムの間を持たせるためにいろいろなイベントを挿入してくる。この差はなかなか面白かったです。当然アナウンスや解説がないので観客の皆様も好き勝手にああでもないこうでもないとゲーム内容について喋っていますし、うっかりしてるとファウルボールがポンポン飛んできてスリリング。優勝がかかった試合でもないので観客の方は(応援団をのぞいて)けっこうゆるい感じで観ており、試合中でも席を立ってフリーダムな感じでビールやつまみを買いに行ったりする。このゆるさがまた気軽な感じでよろしい。


とは言いつつも、点が入ればみんな拍手喝采ですし、点を取られれば「あーあ」と一斉に嘆息しますし、その一体感もゆるいながらまた面白い。ファイターズ弁当(一人前千円)はイマイチでしたがビールは旨かった。多分試合に勝ったので旨さ倍増だったのでしょう。これでビールの値段が居酒屋くらいの値段だったら言う事無しなんですが、まあいいや。またダラッとビールを飲みに行きたいと思います。


おまけ。ファイターズのマスコットキャラ、B.Bは試合終了後も延々とファンサービスを続けていて大変偉いと思った。プロです。プロフェッショナルです。