PS3と鉄拳6 - カジノロワイヤルの手帖

というわけで、ちょっと前ですが買ってしまいました廉価版PS3。次世代！次世代！と思いながらも発売されて3年経っちゃってるのね…。と加速する時の流れにウットリです。ウチの10年前のWEGA34型（アス比4:3）というモニタ環境、しかもコンポジット接続では画質はどうかのう…と買う前から残念な気持ちでしたが、実際に繋げてみるとこれがそこそこ見られる画質だったので「ほほう」と思った次第です。しかしハイビジョン環境で見た時の細密画のような画質とは比べ物になりません。なのでブルーレイ再生機としては、モニタがフルスペックハイビジョン大画面にならないと再生しても真価は発揮できますまい。まあ当面は簡易再生機扱いです。

で、何を遊ぶために買ったかと言うと、バンナムの「鉄拳6」。「TT」「4」「5」あたりは職場で同僚と互いに罵詈雑言を連発しながら遊んでまして、しかし同僚がナマハゲのように強いため枕を涙で濡らしたオイラはリベンジのためにPS2本体を購入して日々特訓に励み、まるでモロボシダンの理不尽な特訓に耐えるおおとりゲンのような根性で精進。夢の中でもコマンド入力の練習をするという自分はバカなのかアホなのか判らない入れ込み方で、甲斐あって同僚にコントローラーをぶん投げさせるところまで老獪に成長。互角に戦えるようになってからは河原で殴り合う番長同士のように性懲りもなく対戦を続けておったのです。

このように格ゲーは対人対戦をやってナンボ、CPU相手の対戦は模擬戦のようなもので例えるなら南極1号相手の（以下自粛）。しかしPS3版はネットワーク対戦ができる！世界中の猛者と対戦！対戦！発売当初はネットワーク対戦に致命的な欠陥があってマトモなゲームにならないという悲しみの状態ではありましたが、修正パッチが当たってほぼストレスフリーなネット対戦が実現されたと聞いたのでこれはもう買うしかないだろう！何のための光回線か！何のためにテレビの後ろにLANの口を増設したのか！その真価が今！というわけで矢も楯もたまらず本体ごと購入したわけですね。

で、早速本体を立ち上げてアカウントを作って、いくらかCPU戦で手を慣らしたあと、ドキドキしながらネット対戦でびゅー。

かーてーまーせーんー。

今のところ300戦ほどやって勝率は3割を切るくらい。段位は事実上の初期状態である初段から、二段に上がってはたたき落とされ、また上がってはたたき落とされの繰り返し。もうムキになって翌日会社があるにもかかわらず遅くまで熱中してしまい、負けがこんでフテ寝という日々。いやあ世の中には猛者な方々がウヨウヨしているとは聞いていましたが、これほどまでにモッサモサだったとは…。と己が井の中の蛙っぷりに絶望。っていうかー、やっぱネット対戦だとタイムラグが少なからずあってさー、オフだと確る攻撃が確らなかったりとかさー、1フレ2フレの有利不利を争うゲームでタイムラグがあると試合にならんよねー、へへ。と心の中で負け惜しみをつぶやくという浅ましいありさま。これではいかん！とにかく相手の技が判らなさすぎて気付いてたら空中に浮かされたまま落ちてこないというケースが多過ぎるので傾向と対策を研究すべくたっかい攻略本を買ってきましたが、あまりに情報量がおおくて途方に暮れ、気がついたらドラクエ9に逃避しているという今日この頃であって、それでは心をこめて歌います。「愚か者」。聞いてください。