カジノロワイヤルの手帖

banの映画感想&小説漫画音楽路上日常雑感。

MOTHER3

MOTHER3
購入から1年。すっかりテトリス専用機、および業務用と化していたオイラのDS Liteちゃんを活用すべしと思い立って本棚のスペーサーに成り下がっていたこのソフトをスロットイン。主に仕事場で昼休みに遊んでます。RPGなんて久しぶりだなあ。
現在2章目の中盤を過ぎたあたりと思われますが、もういきなり傑作の予感。システムは、バトルに新機軸があるもののオーソドックスなもので、昨今の複雑すぎるゲームシステムに辟易している自分にとってはとっつき易さがまず嬉しい。そしてなにより、シナリオとテキストのセンスが抜群。もうはしばしにニヤリとしたりクスリとしたりする文言が詰め込んであって、それが読みたさについ人に話しかけたり物を調べてしまう。このへんはさすが糸井重里なのかなぁ、と思います。言葉のプロ侮れじですわ。この先がヒジョーに楽しみです。
オイラ、1も2もクリアしたクチですが、「MOTHER」は正直あまりピンとこなかったものの、「MOTHER2」はあろうことかラスボスバトルの途中で号泣してしまったという思い出深い一本。こんな体験、他のゲームでは経験したことありません。今回もいきなり目頭が熱くなる場面が途中にあり、この調子だとエンディングでは職場で三十路のオッサンが白いDSを握りしめて泣いているという絵的にかなりまずい状況になるのではと心配なので、盛り上がってきたら家でこっそりやろうと思います。