カジノロワイヤルの手帖

banの映画感想&小説漫画音楽路上日常雑感。

古いテープ

先日酔った勢いで、古いカセットテープが詰まった箱を開けて、ラベリングされていないやつを片っ端から聴いてみるという愚挙を断行。大学時代に就職活動で作ったデモテープとか、後輩が撮った映画用に作ったBGMとか、それ以前に高校時代にダブルカセットとカシオのサンプルトーンでオーバーダブを駆使して作った「高校生はじめての体験/ザ・宅録の名残とかが出て来て甘酸っぱいような痛がゆいような気分に浸っておりましたが、それらに混じって「サントリー・サウンドマーケット」(DJはシリア・ポール…懐かしいなオイ)のエアチェックしたやつとか、デーモン小暮オールナイトニッポン「夜霧の横綱審議会」の断片とかが出て来て、今となってはそっちの方が興味津々。とくに番組の間に挟まっているCMの類いはタイムカプセルのごとく録音当時の空気を伝えており、むしろこっちの方が貴重なのではと思わせる掘り出し物感。同じ事はビデオテープにも言えまして、むかし録画した映画の前後にくっついているCMなんかは映像がある分余計にタイムカプセル感が高まります。ちょっとこれ、古いVHSのテープもひっくり返してみるかな…。何か面白いものが出て来たらまた報告したいと思います。