カジノロワイヤルの手帖

banの映画感想&小説漫画音楽路上日常雑感。

HD・イズ・消耗品

生き物でも機会でも道具でもなんでも寿命というものがありますが、特に精密機器のカタマリみたいなコンピュータ機器はお迎えが来るのが早いですな。オイラがここ4年くらい使って来た外付けHDDも、何だかPC立ち上げるとマウントしたりしなかったり、「カリカカリカリ……キュー……」とマウント途中で「もう…ダメ…」みたいな動作音を連発するようになってしまったのでこらあかんと別のHDDを用意してバックアップを取り、その死にかけのHDDにはご引退願ったわけですが、最近のHDDは数百ギガという容量が当たり前になってきているのでバックアップを取る場合ちまちまちまちまDVDに焼いてるなんてことはもう面倒。ということで代替のHDDを用意するのが手っ取り早いご時世になってきております。


そんななか、同居人がここ4年ほど使っていたノートPCがついに何かをこじらせた模様。まともに起動すらしなくなったのでどれどれという感じで様子をみて、これはいかんというわけで一部未バックアップのデータを犠牲にしてOSのクリーンインストールを行ったのですが…それでも立ち上がらないPC。これはもうハードウェア的にどこかおかしくなってしまっているらしいということで、とりあえず修理に出す事に。


HDDもそうですけど、PC本体ももはや耐久消費財ではなく、スパンの長い消耗品じゃないかと思えてきました。消耗品と言えば、HDレコーダーも大容量のHDDを積んだマシンなわけで、ウチのRD-X5は今や容量が録画物でパンパンになっており残り容量は1割程度。とっとと観てしまわなきゃと思いながらなかなか取れない時間。こうしているうちにもHDDの寿命がやって来ると思うと心配の虫がムズムズします。ネット経由でPCに中身を吸い出してバックアップ取らなきゃ…でもまた別にHDDを買う事になるのか。かなんなー。と思うと一見便利の固まりと思われるHDレコーダーも実は不便ですわな。


ともあれ、PCに限らず、こういうHDDを積んだ製品というのはもう消耗品として割り切って使ってゆく、というスタンスにシフトしていかなくてなならないようです。むー。