オカルト・怪談・都市伝説・陰謀論・廃墟好きとしては、ここ数年マストバイの雑誌であった「不思議ナックルズ」が、突然予告も無く発行されなくなって数ヶ月。内容が内容だけにヤバい筋からの圧力があったのか?廃刊か?と心配しておったのですが、今回このようなタイトルとなってリニューアルされていたので早速バイ。中身は「不思議ナックルズ」をまんま引き継いでおり、連載もそのまま続いていたのですが、ページ数の関係からオミットされた企画もいくつかあって残念。しかしこの雑誌を出し続ける事自体を評価したい。今回も某宗教団体やライトウイングの方々から炊飯器のように圧力がかかりそうなネタが並んでおり手に汗を握ります。しかし昨今こういうコンビニ売りの裏社会・タブー暴露系のムックや漫画が毎週のように出版されているという状況が凄いなあ。読み捨ての雑誌なので中身も粗悪な…と思いがちですがそういう中に石の中の玉のようなネタがあるような気が。メジャーなジャーナリズムが取り上げない(取り上げられない)ネタを拾う受け皿としてこうした媒体があること。それが面白いと思います。