(以下は2012年の公開時に、ネタバレありの雑感としてしたためていたものですが、その後アップもせずうやむやになってました。『スペクター』の感想を書いてたらそのときのメモがひょっこり出てきたので、ちょっと手を入れて晒します。ちょうど今夜、地上波での放送もあるしね!)
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(以下は2012年の公開時に、ネタバレありの雑感としてしたためていたものですが、その後アップもせずうやむやになってました。『スペクター』の感想を書いてたらそのときのメモがひょっこり出てきたので、ちょっと手を入れて晒します。ちょうど今夜、地上波での放送もあるしね!)
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監督:サム・メンデス。出演:ダニエル・クレイグ、クリストフ・ヴァルツ。開巻早々にメキシコで大騒動をやらかすボンドちゃん。上司のM(レイフ・ファインズ)は「ちょっと君やり過ぎ。おかげで00課が存亡の危機なんだよ。停職な!あとメキシコ行けなんて言ってないけどいったい何やってんの?」と怒り心頭です。しかし涼しい顔で受け流すボンド。彼にはMの命令を無視してまでも動く理由があったのです。今は亡き先代のM(ジュディ・デンチ)が残したビデオメッセージを元に、彼はある男を追っていたのでした。マネーペニー(ナオミ・ハリス)とQ(ベン・ウィショー)をガンガン巻き込みながら、男を追うボンドの前に現れたのはある謎の組織で…。
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監督:チャド・スタエルスキ。主演・キアヌ・リーブス。愛する妻に先立たれたジョン・ウィックさん(キアヌ)は寝ても覚めても悲しみにくれていましたが、生前の妻が「あなたには愛する対象が必要よ。車じゃダメ」と贈ってくれた子犬を唯一の慰めとして立ち直ろうとします。がそこは好事魔多し。ジョンの愛車の69年型ムスタングに目をつけたロシアン・マフィアのバカ息子が夜中にジョンを急襲。犬を殺して車を奪うのでした。これを知ったマフィアの親分の父ちゃんは「このバカタレが!」と息子をボコにします。「あの男はなぁ…」そうです。ジョンさんは元「殺し屋を狩る殺し屋」という古今ケンカを売ってはいけないランキングの永世首位みたいな人だったのです。父ちゃんが頭を抱えバカ息子がポカンとしている一方で、ジョンさんは地下室に秘匿していた武器の封印を解いて…。
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原作:杉浦日向子。監督:原恵一。声の出演:杏、松重豊。江戸時代の絵師、葛飾北斎は今や世界的に有名な歴史上の人物ですが、その娘のお栄(葛飾応為)もまた非凡な絵師なんだぜ、という史実をもとに、この親子とそれを取り巻く人々、江戸の風俗、そして怪異を描いたのが杉浦日向子の原作。それをお栄と、その妹で盲目のお猶(なお)を中心にすえて一本の映画として再構成したのが本作ですね。もともと杉浦日向子の原作が好きで繰り返し読んでおり、このたび映画化されると聞いて期待と心配半々で待ち構え、公開と同時に飛びついてみたわけでございますね。原作と違って主人公のお栄が美形に変更されていたりとか、オリジナルストーリーがだいぶ入っているとか、いろいろ不安要素もあったわけですが…。
映画『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』新予告編 - YouTube
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