カジノロワイヤルの手帖

banの映画感想&小説漫画音楽路上日常雑感。

2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

28日後…

監督:ダニー・ボイル。この監督さんは一時期好きだったんですがここしばらく遠ざかってました。『シャロウ・グレイブ』『トレインスポッティング』『普通じゃない』どれも凄く面白かったし、映像もハッとするところが多くて、公開当時は「なんか新しいぞ」…

一生うらむから

このところワッチンし続けている地獄の貼り紙部屋が、予想以上に短いスパンで新作を発表。さすがに前作は余りに教育上よろしくなさ過ぎたために近隣から苦情でもきたのでしょうか。今回はグロ度がダウンしておりますが、一応たたんでおきます。

おやつ

おやつが食べたい。 いや常日頃から、貰い物の菓子や果物や甘味やスナックやらを食べてはいますし、オイラは酒飲む際にツマミは欠かせない人なので、もう間食しまくりなのですが。 しかしもう一度書く。おやつが食べたい。 もちろん、それは三時でなくてはな…

喀血

今朝歯を磨いて、口をゆすぐついでに痰を切ったら、白い洗面台の上にパッと飛び散った鮮やかな赤。 「!」と思ってくわーっぺくわーっぺと続けて痰を切ったら、出るわ出るわ、大量の鮮血が! 昨日飲み過ぎたから喉を痛めたのか、それとも肺病か?肺病!結核…

見苦シイデス

いやーまたギョッとしましたよ。先日紹介した「路上駐車・路上喫煙 死ぬほどイヤ!」のバッドテイスト手づくりポスターの新作が早くも!かなりエログロなので一旦たたみます。閲覧時は注意のほど。

「歯と爪」ビル・S・バリンジャー

プロローグより抜粋。 彼の名はリュウ。生前、彼は奇術師だった───ハリー・フーディニやサーストンと同じような手品師、魔術師で、その方面ではすばらしい才能をもっていた。ただ、早死にしたため、ハリーやサーストンほど有名にならなかっただけだ。だが彼は…

「慟哭」貫井徳郎

幼女連続殺人事件の捜査(とドロドロした警察の内幕)。生きる目標を失っていかがわしい新興宗教にのめり込んでゆく男。一見何の関連もなさそうなこれら二つのストーリーがカットバックされ、終幕に向かうにつれてこの二つがどういう形でリンクするのか?と…

滋養

先の土曜日に熱出して寝込んでましたが、今朝になってまた再発。風邪?とも思いましたが別に咳が出るでもなし、とにかく栄養を取ろうとタマゴかけご飯に刻みネギをたっぷりまぶして一膳食べ、風邪薬飲んで床へ。 ひとしきり眠ったら昼になってたので再びタマ…

死んでも

とにかく死んでもイヤ、という執念は伝わってきます。オイラこの前にはコワくて車停めらんない。ウッカリ止めようものなら呪われても仕方が無いというくらいの迫力。絵が妙に上手いところが逆にコワさを薄めているという説もありますが、実際に道を歩いてい…

「パラドックス学園」鯨統一郎

どうやらパラレルワールドに迷いこんでしまったらしい主人公は、パラレル学園のパラドックス部、略して「パラパラ部」に入部。そこの部長はポーで先輩はドイルとルブランとクリスティで、同輩にカーもいるのに、この世界には推理小説というジャンルの書物が…

パプリカ

えーというわけでやっと観ましたよ。むかーし「観てから読むか。読んでから観るか」なんてキャッチコピーがありましたが(古っ)、この映画はそのどっちをオススメするか非常に悩む迷う懊悩すという感じです。自分は読んでから観たクチで、登場人物や話のア…

散々な日

一昨日は某プロジェクトの打ち上げがあって、普段一緒に飲まない方々と飲みに行ったらみょーに盛り上がっちゃって、久しぶりに明け方まで痛飲。 それで目が覚めたら手ひどい二日酔いで昼下がりまでダメ生命体と化して布団で鮎川哲也編集のアンソロジーを読ん…

グラディウス・リバース

Wiiウェアにていつのまにか発売されていたのでシリーズのファンの義務としてゲット。80年代のアーケードゲームを彷彿とさせるグラフィックとサウンドで「お前ら判ってるな!」感あふれる仕上がりです。やはりWiiウェアというプラットフォームの制約上、ボリ…

古いテープ

先日酔った勢いで、古いカセットテープが詰まった箱を開けて、ラベリングされていないやつを片っ端から聴いてみるという愚挙を断行。大学時代に就職活動で作ったデモテープとか、後輩が撮った映画用に作ったBGMとか、それ以前に高校時代にダブルカセットとカ…

アナコンダ2

でました!多くの映画ファンが待望していなかった続編の登場です。続編とあって主役のアナコンダちゃんが今度は一族郎党を引き連れて大勢で登場します。原題も"ANACONDAS"と複数形になっており、まるで『エイリアン2』のようです。DVDのジャケも蛇だらけの…

その後のアッガイ君

先日勝手にオイラの机にやってきて、いまはモニタースピーカーの上でひっそり暮らしていたハズのアッガイ君ですが、いつの間にか仲間が勝手に上がり込んでいました。直属の上司。元ヤンの体育会系の先輩。引退しても口うるさいご意見番。あと何故か昔自分を…

漢字

最近はテレビ放送に居住まいを正して相対するということもめっきり無くなりましたが、朝の支度の間や炊事の間にチラ見とかはしています。で、近頃気になるのがテロップなんですよ。いやテロップそのものはもうすっかり定着しちゃって、鬱陶しいとも思わなく…

「スティール・ボール・ラン(16)」荒木飛呂彦

本の帯に「大統領起つ!」とあっておっとついに大統領が…と思って読んだらホントに大統領がお起ちになられていました。この帯のコピー考えた人にはタイムボーナス1時間と粗品を贈呈したい。あと小太りでチンチクリンだったハズの大統領がこの巻でいつの間に…

「怖い話はなぜモテる」平山夢明/稲川淳二

…とタイトルにありますが、これ読んだから合コンでモテモテでお持ち帰りもバンバン、とかそういうことは別に無いので注意。要は怖い話…「怪談」が、なぜ人を惹き付けるのか、特に著者二人の書く/語る怪談になぜ吸引力があるか、という点を対談形式で互いに…

恐怖の10ミニッツ

えー現在の住居に移り住んではや4ヶ月が経とうとしており、やっぱり通勤に時間がかからなくなったのは楽じゃね。などと喜んでいたわけですが好事魔多し。思わぬ弊害もでてきました。以前の住居からは仕事場まで歩いて12分。今の住居からは歩いて7分。という…

「パプリカ」筒井康隆

いわゆる「サイコダイブもの」(というジャンルを今勝手につくりましたが)の長編。主人公のパプリカは精神病を患った人の夢にジャックインして、精神病の原因となるトラウマの存在を突き止めそれを解消するという夢探偵。というくらいの予備知識で読み始め…

さりげなく

うちの近所にて。壁面にさりげなく描かれたストレートな三文字。人間魔が差すとついこういう言葉を書いてしまいがちなので注意が必要です。そして言葉の脱力感とは裏腹に妙な達筆感がある点にも注目。この近所には天才が隠れているかも知れません。