2005-04-18 「東京伝説・呪われた街の怖い話」平山夢明 本・雑誌 怪談本ですが、この本が異常なところは恐怖の対象が超常現象ではなく生きた人間であるということ。狂った人間の狂った行動を怪談としてつづっているわけで、そういう意味ではかつてない怪談本と言えます。生きてる人間のほうが、血の匂いを感じさせる分恐ろしい…かどうかは分かりませんが、霊感のある無しにかかわらず誰にでも起こりうる話だけに生々しく恐ろしいのでした。ブルブル。